2003/01/25
高円寺にビデオ『黒衣の花嫁』『ファール・プレイ』を返却しながら
西部古書会館・中央線古書展へ。

日本の芸能を論じた笠原伸夫著「美と悪の伝統」1969年桜楓社刊と
買いそびれていた、 ドノソ著「夜のみだらな鳥」1984年集英社刊を購入。(n)


もしやイギリスの刑務所資料があるのでは!と思った(アルカトラズは有)が無し。
目録注文し損なったが残っていた、 都筑道夫著「妖怪変化大特集」桃源社刊、
昭和12年刊「内外動物原色図鑑 蜘蛛類・多足類・甲殻類編」=蜘蛛や蟹や蝦蛄の図版満載、
と「腔腸動物・海綿動物・原生動物編」=磯巾着や海綿や微塵子の図版満載、
吉原の風俗が読みとれる大正5年刊「江戸研究 川柳吉原志」他古裂、同人誌を購入。(y)


今回は“踏み絵”や“爆弾”など本以外の妖しい物(時々売っている)は
見あたらず。


2002/10/26
フランスの音楽についての資料を探して神保町へ。
見つからないのでM書店でロシアの美術資料と
G堂で水没しつつあるベニスの図版集を購入して帰社。(y)



2002/10/00
山本太郎「単独者の愛の唄」東京創元社刊を高円寺で、
「日々祭文」思潮社刊を下北沢で入手。(n)


2002/9/8
久しぶりの休みに西荻窪へ。
店頭ワゴンで岸田秀著「ものぐさ精神分析」「出がらし・ものぐさ精神分析」の単行本と
(文庫は持っているのだが文字が小さくて読めない=n
)
ガストン・ルルー「恐怖夜話」ポー「黒猫」ビアス文庫などを購入。
(単行本は有るはずなのだが埋もれてみつからない=y)
他アンティーク店で銀板写真用の色ガラス、ドロップ状のおはじき、1cm程のブリキ兎、
無色透明の液体入りアンプル(劇薬か?硼酸水か?)など。 (n+y)


2002/8/00
山本太郎著「山本太郎詩集 水炎経」限定版 八坂書房刊を神保町で購入。 (n)


2002/6/25
南青山・古書日月堂 でトロツキー「わが生涯 l/ll」渋沢他訳 現代思潮社刊、
「1936凸版印刷株式會社・活版略見本」、
平凡社カラー新書34「西洋雑学案内」春山行夫著 などを購入。


>>この「1936凸版印刷株式會社・活版略見本」は社内用のようで説明文は無い。
5年ほど前高円寺古書会館で 端物の箱から購入した、
社外用商業印刷案内書「凸版ライフ1934」と対をなすような本。



>>「凸版ライフ1934」表紙は メタリックシルバー紙 (紙なのに錆びている)に
型押し、ひもとじ。 美術印刷、活版印刷、 紙器、シールなど、
凸版印刷の各工場の業務紹介とカラーの印刷見本を纏めたもの。 
                
こういう見本は毎年改訂刊行されたものなのだろうか。
飯田橋の印刷博物館はまだ未確認。(n+y)


2002/6/0
荻窪の常田書店で川田喜久治写真集「聖なる世界」写真評論社刊 を
函の
傷みが激しいものの、まったく他店で見かけたこともないため購入。
モノクロームの写真が素晴らしい。解説は澁澤龍彦。
山本太郎著「死法」八坂書房刊を神保町で購入。 (n)



2002/4/3

3月末ようやく哲学堂公園へ花見。
15年前は随分妖しい鬱そうとした森の公園だったのだが桜林ができてすっかり
変わってしまった。宇宙館や哲理門、幽霊梅などを観ながらバスに乗り
K書房へ。レジ脇にバッジを発見。玉虫で十分だ。いやインコがいい。など迷った末
1シートごとレジへ。店員さんが「ちょっと違うけど澁澤龍彦邸にあるのと同じものですよ。」
と嬉しそうに渡してくれる。
……自宅に帰って早速『夢の博物館』を参照。



うーん。たしかに。神保町.comの書斎にあるのとちょっと違うけど似ていた。(y)

 

2002/3/17
建築・物理・数学・音楽・詩を論じた
高内壮介著「詩人と文明との修羅場」雁塔舎 1997
を読んで詩人・山本太郎を再考。

山本太郎著「揚力切断」
冬樹社 1973
山本太郎詩集「睡眠腦が歌ひだす」八坂書房 1985
を購入。
山本太郎の詩はジュール・ラフォルグを想わせる。
高内壮介氏の著作はほかに「湯川秀樹論」工作舎 1974・「詩集・蛍火」八坂書房 1985
などがある。「山本太郎詩集・単独者愛の唄」東京創元社を捜索中。(n)